muraveです。Laravel(4系)には平素よりお世話になっております。
待望のLaravel本『Laravelエキスパート養成読本』が4月21日に技術評論社から発売されます。
著者のお一人、Laravel答えるマンことlocaldiskこと松尾大さんから献本いただきました。ありがとうございます!
先週の木曜日午後に届きまして、翌日、とても晴れていたので、休みを貰ってキャンプに行きました!(謎)
キャンプに行っての利点は落ち着いて読めること、ダメな点は実際に試せないことでした(おい)。
この写真が撮りたかっただけ的。
な〜んてことをやっていたらレビュー祭りに乗り遅れました。すみません。
レビューに入ります。
PHPによる他のWebアプリケーションフレームワーク経験者がLaravelを始めたり、興味をもったりした時に最適の一冊だと思います。すなわち、半年前くらいの私にピッタリ!
あの頃、この本があれば…
そんな私みたいな人に特にオススメな読み方をご提案したいと思います。
まずChapter1「Laravelをはじめよう」を読みます。個人的に一押しの章です。川瀬さんの毒と愛を感じつつニヤニヤしつつLaravelの成り立ちを味わいましょう。様々なLaravelのなぜ?について腹におちます。
次にChapter3「IoCコンテナ、ファサード、サービスプロバイダ、Eloquent」を読みます。特にIoCコンテナとファサードについて。「この処理、結局どこでやってんだよー。ぐわー」という他のフレームワーク経験者で特に発生しがちな惨事を避けられるかもしれません。まぁ、私、いまだにここら辺りふんわりなんですが。
あとは好きなように、心がおもむくままに読みましょう。4系、5系どちらに興味があるかによっても変わると思います。
ということで、結局、特にいそがないのであれば順番に読んでいけば間違いないです。よく考えられてますね。
他、読んでいて私が勉強になるなぁと思ったのはLaravel最前線で活躍されている各著者の方々のTipsです。さり気なく提示されているのを見て「こうすればよかったのか!」と思ったところが多々ありました。
また、私のようにある日いきなりLaravel4なプロジェクトにぶちこまれたような人間は、信じられない位の基本が抜けていたりするので基礎を一通り俯瞰できる本は本当に助かります。
恥をさらしますと、Chapter2の「artisanコマンドでログを確認する」を読んで、うわ、これ便利じゃん!とか思いました。日毎にログを分けるようにしてまして、最新のログを毎回確認して tail -f してたんですが php artisan tail で何も考えずに表示できちゃうわけじゃないですか。ねぇ?
LaravelのREPLである php artisan tinker にもずいぶんと長いあいだ気づかなかったんですよね、私。
php artisan tinker に今まで気付かなかった…
— murave (@murave) February 13, 2015
いまならこの本があります。私はまだ触ってないんですがLaravel5かなり良さそうですし、これきっかけでLaravelに触ってみるのもいいんじゃないでしょうか? お試し用の環境も用意してくださるそうですよ。
キャンプ場独り占めで最高でしたよ。
正誤表でてます〜。
http://gihyo.jp/book/2015/978-4-7741-7313-9/support
ボクが見つけたのもあったヽ(´ー`)ノ