2015年5月16日に開催された Future Sync Vol.5 に参加しました。
あれからもう一週間たってしまいました。遅くなりましたが感想などを。
私が参加したセッションは以下の通り。
・複雑に絡み合ったユーザーの思いを「ともにデザイン」するインクルーシブデザイン (平井康之)
・Blockchain 〜ビットコインを支える技術〜 の現在と未来 (栗元憲一)
・ウェアラブルからシンギュラリティへ (塚本昌彦)
・脳がシビれる心理学 (妹尾武治)
・世の中をザワつかせる方法 (眞鍋海里)
基本的にタイトルオンリーで選びました。
同じ時間に複数セッション行われているので他にも気になるセッションが沢山あってTwitterのタイムラインを眺めているとジリジリ感がありましたが、それも醍醐味といえましょう。
そういえば、弊社からもう一人参加してたんですが、ひとつも被らなかったですね(たぶん)。
■複雑に絡み合ったユーザーの思いを「ともにデザイン」するインクルーシブデザイン
”ユーザーの思いを「ともにデザイン」する” という文言に惹かれて参加しました。
インクルーシブデザインとは ”ユーザーと一緒にデザインで課題(とくに身体的障害?)を解決する発想” と理解しましたが、あっているか不安。
ユーザーを巻き込んで本当のニーズを引き出しながら一緒に課題を解決していくという点、自分が開発で必要だと感じていることでもあって興味深かったです。
幾つかの例をご紹介いただきました。デザイン系の方々のビジュアル素材を活用したユーザーニーズの引き出し方にはいつも感心させられるし、うらやましくもあります。
■Blockchain 〜ビットコインを支える技術〜 の現在と未来
ビットコイン絡みの仕事したりもしたけど、根本的なところの理解は低いんだよな〜ということで聴講。
スライド、公開してくださってます。
勉強になりましたし、「Blockchainおもしろい!」と思えました。
身近にマイニングしてる(してた)人がいたりするのでBitcoin現状の「システム全体の消費エネルギーが多すぎる」という点は特に気になってる所です。
これで毎月17万円も電気代払ってた環境破壊とはヽ(´ー`)ノおさらばですね
— minemaz (@minemaz) 2013, 10月 16
これが2013年の話ですので、今はもっと大変なことになってると思います(採掘の難易度はあがっていくので)。改良提案はあるそうですので期待。
■ウェアラブルからシンギュラリティへ
シンギュラリティってなんだろなーと思って聴講しましたが「塚本さんスゲー」で終始した感じでした。ヘッドマウントディスプレイ!両手に時計型端末3個ずつ装着!!
こういった実践をされている方が「Apple Watch は良い」とおっしゃっていたので、素直に「いいのかぁ」と思えました。
そうそう、シンギュラリティですけど「人工知能が人類の知能を(はるかに)追い越す日、そのタイミング」というった定義だそうです。
これに対して塚本さんは「ウェララブルの進歩の先に人類自身が超知能になる可能性もある」ということで定義に異議ありとのこと(あってるかな?)
■脳がシビれる心理学
純粋に楽しかったです。スライドは
からDL可能とのお話でしたが、まだないかな?
■世の中をザワつかせる方法
刺激的でした。
はじめに「世の中をザワつかせる方法ってないかも」とカマしつつ、自分の世の中をザワつかせたコンテンツをガンガン見せていく眞鍋さん。恐ろしい。
ざっくりと自分のメモをまとめます。
「広告は邪魔と思われる、届かない」から「広告ではなくコンテンツを作る」。届くのは「エンターティメント」「ツール」「インセンティブ」。
広告のライバルは広告ではなくあらゆるものとの24時間の奪い合い「アイドルに、パンケーキに、SEXに勝てるか?」を常に問う。
勝てるのは「新しい体験の提供」。
そのためには「普通の感覚を忘れない」「何故自分はザワついたんだろう?要素を分析(クリエイティブ因数分解)」
■そしてライトニングトーク
いろいろと楽しかったんですがラストの ”何の準備もなしでアドリブで参加の大学生” の衝撃がすごかったです。アドリブであそこまで話せる自信ないわー。
最後に
わたしは Future Sync は初参加だったのですが、なんと今回でラストとのこと。体験できて良かったです。
ありがとうございました。おつかれさまでした。
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