こちら県主催の長崎県内で宿泊業を営む事業者及び支援機関向け「長崎県宿泊業生産性向上促進セミナー」のスタートアップセミナーでした。
http://www.pref.nagasaki.jp/object/event-koza/event/249247.html
「対象外じゃないの?」とおっしゃるあなたのお気持ち、わかります。
が、民泊の運用サポートを行うソフトを作ってまして、一応、支援機関枠ということで一つよろしくお願いします。
対象の中小宿泊業から見ると敵対勢力をサポートしている気もしますが、技術は中立ですよ?
そんな少々の負い目と、まぁ、まわりは宿泊業の経営層の方々ばかりですので
セミナーで大変浮いている。
— murave (@murave) 2016年8月2日
でも
セミナー内容はおもしろい。
— murave (@murave) 2016年8月2日
でした。
さて、内容です。
「宿泊業における顧客満足と効率性を両立させる方法」は 一般社団法人 サービス産業革新推進機構 代表理事の 内藤耕氏によるセミナーでした。
大変高密度な内容でしたので私に響いたところをかいつまみます。また、私が感じた事をベースに書きますので正確ではありません。
こんなところ。他にも労働契約の話とかあって興味深かったですがおいときます。
特にささったのは「顧客の要求事項外の提供作業はムダ」ということと、満足と効率、作業プロセスを顧客よりに再構築、というところ。
ソフトウェア制作の話になるんですが「便利だろうという予測の元で実装してしまう問題」というを自覚していて、そういうのはだいたい使われない機能になるんです。しかも使われない機能はバグの温床になる。その上、満足度にはつながらない。
作業プロセスを顧客に近づけるというのはより頻繁にフィードバックを受けられるようにする、ということで要求外のムダをへらしつつ満足度を上げるという意味で重要だと思っていることなのです。
そんなわけで、IT屋もサービス業だよなぁと。
せっかくなので8/18、24の個別テーマセミナーも参加しようと思っています。
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