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OSC2015 Fukuoka 参加セミナーでのメモ

2015年10月3日(土)に九州産業大学で開催された オープンソースカンファレンス 2015 Fukuoka (http://www.ospn.jp/osc2015-fukuoka/)に参加しました。

今回はセミナー中に書いたメモを(ほぼ)そのままだしてしまおうかと思います(手抜き)。だんだんメモが少なくなっていくのがリアルですね。


Open Compute Project についての第3弾 〜オープンソース化した Facebook のサーバとデータセンタとネットワーク

担当:Cobalt Users Group/Project BlueQuartz
講師:伊藤 正宏

  • スケールメリットを活かすための設計。
  • データセンターは全世界電力の1〜2%を消費。電力消費が最大の課題。
  • 涼しいところでエアフロー最優先のデータセンター、サーバー。
  • すかすかのサーバー。エアフロー、修理(部品交換)簡単。

純水ミストでの冷却はコスト高で中止、といったネタもありました。その夕方の弊社社長のツイートが(たぶん偶然)同じく純水ぶっかけネタだったのでなんとなく確保。


PG-REXで学ぶPacemaker運用の実例

担当:Linux-HA Japan Project
講師:東 一彦(Linux-HA Japan Project)

  • 「PG-REX利用マニュアル」が存在する。
  • crm_mon -rfA おすすめ
  • Pacemaker1.1はctr+D押下でヘッダ表示消えるそうな。へーへーへー
  • Act側Sby側でログは異なる。故障時は両方みないとわからないことが多い。
  • 資料公開されてる。
  • vip-master故障時、故障した方のPacemakerを一旦停止するのが良い。
  • PG-REX運用補助ツール
    • pg-rex_slave_start 修理したサーバーをスレーブに組み込み
    • pg-rex_switchover マスターとスレーブを入れ替え
    • stonith-helper スレーブ側が10秒待つ

弊社のお客さんでPG-REXな構成で運用しているところがあるんですがPG-REXと呼ばれる前に構築したものだったり。PG-REX運用補助ツールいいなぁ。つかえるのかなぁ。


【飲食OK】Samba4を「ふつうに」使おう!Samba4によるファイルサーバ構築テクニック

担当:日本Sambaユーザ会
講師:たかはしもとのぶ

  • SeLinux活かして運用するの大変そう。
  • スライドシェアに資料

Firefox OS から眺める HTML5 アプリ開発最前線

担当:Mozilla Japan
講師:清水 智公

  • ロジックはJavaScriptでしか書けない。それは良し悪しだが経験した面倒なところ。
    • コールバック地獄
      • Promiseを使った非同期処理
        • コードが読みやすくなる
        • 待ちも簡単に
        • テストが容易になる

次世代ECプラットフォーム「EC-CUBE 3」に迫る!「3」で何が変わったのか!?

担当:EC-CUBE九州ユーザーグループ
講師:金 陽信

  • 2系の問題
    • プラグイン同士の競合
      • 安心して使えない
      • カスタマイズが必要になり導入コストが高くなる
    • セキュリティ面の課題
      • 手順が複雑でバージョンアップしにくい
    • 拡張性の課題
      • WEB中心のソフトウェア
      • 今後、スマホアプリ対応などが困難
  • 2系は全部入り

  • 3系はコアだけ残してプラグイン対応。

    • Symfony Components採用。
    • フレームワーク
      • Silexフレームワーク。
      • Doctrine ORM
      • Twig
    • フィーチャーフォンを切ってすっきり。


次期baserCMSの新機能と今後の展望

担当:baserCMSユーザー会
講師:江頭 竜二

http://www.slideshare.net/ryuring/baser-cms-53530309

  • 予定されてる「統合コンテンツ管理システム」いいぞー。

ところで、baserCMSのベースとなっているCakePHP、2系についてはPHP7で動かないのでは?(予約語が増えてぶつかっちゃったので)という問題があるわけですが、


オープンソース!Open Flow 1.3 対応!日本発のネットワークスイッチOS「Lagopus Switch」

担当:Lagopus Users Community
講師:日比 智也(Lagopus Users Community)

  • Lagopus(OpenFlow スイッチ)はいろいろなことができるが、セッション(ステート)は持てない。
  • ソフト屋としてはパフォーマンスチューニングの話が面白かった。
    • そのまま実践することはないと思うけど(レイヤーが違うので)。

以上、現場(のメモ)からお届けしました。

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