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CakePHPのRouter::normalizeにヤラれる
あるいは認証後に存在しないsコントローラーに飛ばされてエラーになる件。
1.3.6での話なのですが、例えば
http://lancard.com/hoge/
というCakePHPで構築したサイトがあってAuthで認証を行っているとします。
そこにhogesコントローラーがあったとしましょう。そのindexアクション
http://lancard.com/hoge/hoges/
で認証切れすると戻り先のUrlとしてAuth.redirectセッションに/hogesが
保持されるのですが、この状態で認証して再ログインすると
http://lancard.com/hoge/s
に飛ばされる不思議現象。 犯人はRouter::normalize。
リダイレクト処理時にRouter::normalizeで前処理されるのですがその中に
if (!empty($paths['base']) && stristr($url, $paths['base'])) {
$url = preg_replace('/^' . preg_quote($paths['base'], '/') . '/', '', $url, 1);
}
というコードがあって、結果、Router::normalize('/hoges')は/sを返しやがります。
if (!empty($paths['base']) && stristr($url, $paths['base'] . '/')) {
$url = preg_replace('/^' . preg_quote($paths['base'], '/') . '/', '', $url, 1);
}
と改造して$paths['base']の後ろに/がある時だけ置換するようにして対処しました。
悪影響がないことを祈りつつ。
なるべくならフレームワークに手を入れるのは避けたいところ。いい手があったら教えてください。
UTF-8なCakePHP+EUC-JPなMySQL4.0
CakePHPは非常に良くできたPHPフレームワークです。
DBの種類等も設定ファイルに少し書いてやるだけで動いてくれます。
文字コードもそうで下記設定ファイルに書くだけです。
MySQLでEUC-JPを扱う場合も下記のようにするだけです。
/app/config/database.php
'mysql',
'persistent' => false,
'host' => 'localhost',
'port'=>3306,
'database' => 'dbname',
'login' => 'dbuser',
'password' => 'dbpassword',
'prefix' => '',
'encoding' => 'ujis',
);
}
?>
MySQLの場合はここで設定したencodingを使って、「SET NAMES ujis;」を自動的に発行してくれています。ここで問題が発生したのですが、MySQL4.0系にはSET NAMES構文がないので文字化けしてしまいます。CakePHP側もEUC-JPにしてしまえばいいのですが、今回はUTF-8である必要があり、DBとの入出力の際に、UTF-8⇔EUC-JPと変換することにしました。CakePHPはデータ操作の際に呼ばれるコールバック関数がありますので、そこで変換してやればOKです。
基本的に全ての生成されたModelはAppModelクラスを継承していますので、このクラスで変換してやります。
/app/config/app_model.php
data配列をEUC-JPに変換する処理
return true;
}
}
?>
もっと根っこのところで変換かけても良いのでしょうが、今回はCakePHPのライブラリには手を加えたくなかったので、こうしました。子クラスで上記関数をオーバーライドしている場合は親の関数を呼ぶのをお忘れなく。こうしたほうが良いというのがあればツッコミお待ちしてます。